こんにちは。
井上可菜美です。
世の中には完璧主義な人がいますが、完璧主義を手放さない限り、ビジネスは上手くいきません。
あなたは、完璧主義ですか?
◎完璧なんて存在しない
完璧主義な人は、ビジネスで結果が出ません。
なぜなら、完璧を求めすぎて、完璧な商品を作るまで売ることが出来ないからです。
ビジネスに限らず、あらゆるものに言えることですが、この世に完璧というものは存在しません。
起業家が、「この商品が完璧なものになるまで世の中に出すことは出来ない!」と思っていたら、一生その商品が世に出ることはないでしょう。
こういった人は、完璧でないことにストレスを感じて苦しくなり、仕事のパフォーマンスが下がります。
「完璧でなければならない」と自分に厳しくしているので、少しでも失敗すると立ち直れなくなるんですよね。
◎8割でOKを出す
完璧主義の人が「完璧になったら売ろう」と考えているうちに、完璧主義でない人は適当にやり始めて、売りながらブラッシュアップしていって結果を出していくので、どんどん差が開いていくわけです。
素晴らしいスキルを持っているのに完璧になるまで売らない人は一生売れませんが、スキルがなくても程々のところでOKを出せる人は結果が出ます。
良いものを作りたいという心意気は素晴らしいのですが、行き過ぎると毒になりますから、商品の完璧さにこだわらず、8割程度でOKを出せるマインドになるともっと楽に生きられます。
◎完璧でなくても売れる
商品を作るのに時間をかけたからといって、最高の商品になるとは限りませんし、完璧でなくても良いものは世の中に数え切れないほどあります。
あなたは今、スマホやパソコン、タブレットなどからこのブログを読んでいると思いますが、それは完璧ですか?
そんな訳がないですよね。これらには、バグがあったり故障したりなどのトラブルはつきもので、決して完璧ではないにもかかわらず、あなたはそれに対してお金を払って買っているわけです。
ということは、完璧でなければ売れないということはなくて、完璧でなくても売れるのです。
あなたの周りにある製品も、完璧なものなんてないのではないでしょうか?
であれば、あなたの商品も完璧である必要はないのです。
◎完璧主義を手放すために
まずは、完璧でなくても売ってみて、売りながら改善していきましょう。
もちろん、品質の良いものを作る努力はすべきですが、完璧なものを作ることは不可能なので、完璧でなくても、その時の自分に出来る最善を尽くせば良いのです。
不完全な部分があったとしても、購入後のフォローを充実させたり、価格を抑えたりといくらでも工夫することが出来ますし、改善したらその分価格を上げるなどで調整することも出来ます。
最初の内は、不完全なことに対して精神的に負荷がかかると思いますが、思い切って売ってみることで、完璧な商品でなくても良いんだということが分かってくるはずです。
そしてこれを何度も繰り返すことで、だんだん完璧主義から抜け出して、結果が出るのも早くなります。
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