こんにちは。
井上可菜美です。
昨日の記事(→先延ばしをやめるコツ)では、「タスクを細分化しましょう」とお伝えしました。
昨日も少し触れましたが、これはあくまでも「タスクが大きすぎて、行動できない」というケースにのみ有効であり、それ以外のケースではこの方法が使えないということです。
このテクニックは、対症療法だということを念頭に置いていただいて、そこからさらに本質的な話に入りたいと思います。
◎先延ばしは再発防止する
先延ばしをやめようと思って色々調べて実践してみたら、その時は何とか対処できた。でも、その後も先延ばしが再発している。
そんな状況になっていませんか?
何でもそうですが、失敗したなら再発防止すべきです。
そして、この状況を改善するためには、根本的な原因を突き止める必要があります。
では、どうやって根本的な原因を探っていけば良いのかというと、仕事や勉強などに対し、「なぜ、それをやるのか?」を考えてみて下さい。
そうしなければ、様々な原因に対してどう対処すべきかがそれぞれ異なるにもかかわらず、何でもかんでも「やる気が出ない。→じゃあタスクを小さくしよう」という風に思考停止してしまうからです。
◎先延ばしを繰り返さないためには?
結局、根本原因が分かっていなければ、先延ばしを繰り返すことになるのは目に見えています。
そうならないためにも根本的な原因を探っていき、どういう仕組みで先延ばしという行動を取ってしまうのかを知っておくことは、その都度テクニックを使ってその場しのぎで対処することよりもはるかに大事なことです。
当たり前ですが、「タスクが大きすぎて、行動できない」というケース以外で先延ばししているのであれば、また別の対策が必要になりますよね。
やる気が出なくて先延ばししてしまうなら、「とにかく簡単にすれば解決する」というのが当てはまらないケースもたくさんあるのです。
なぜなら、先延ばししてしまうのは、タスクが大きすぎることが原因とは限らないからです。
タスクが簡単すぎて、やりがいを感じないからやりたくない。
だから、先延ばししてしまうということだってありますから。
ここを分かっていないのにやろうとするから、やる気が出ずに先延ばししてしまうのです。
◎原因が異なれば対策も異なる
先日の記事(→仕事が向いてないとお悩みのあなたへ)に書いたこととも関係しますが、適性のない仕事をやっているということは、無理してやっているとも言えますので、これはやる気が出ずに先延ばししてしまう原因だったりします。
ですがこの場合、当たり前ですが、タスクを細分化したところで解決にならないですよね。
そもそも、適性のない仕事をしていることが原因なので、先延ばししない方法を考えるのではなく、適性のある仕事に変えることが先です。
これ以外にも、情熱が湧かないことや、そもそもやり方が分からないなども、先延ばしの原因は色々あります。
◎先延ばしの根本原因
先延ばしする原因を根本から見直し、どういった仕組みで先延ばししてしまうのかを理解していなければ、延々と先延ばしを繰り返し、延々と小手先のテクニックを使って対処していくしかありません。
ちょっと難しいかも知れませんが、そもそも自分はどうして先延ばししてしまうのか?どういう仕組みで先延ばしという行動を取ってしまうのか?先延ばししてしまう根本的な原因は何だろうか?ということを考えましょう。
先延ばしする原因はたくさんあるので、追々記事に書いていこうと思います。先延ばしという行動を取ってしまう根本的な原因を探っていくための参考になると思います。
とはいえ、テクニックなんて根本解決にならないからダメ!と全否定しているわけではありません。
昨日ご紹介した、「タスクを細分化する」というテクニックはオススメですので、タスクが大きくて中々手を付けられないという時は、ぜひ試してみて下さいね♪
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