こんにちは。
井上可菜美です。
学ぶことが好きという人は多いと思います。
ただ、学んだだけで満足して、実際の成果に結びついていないという人も多いです。
◎全てを理解する必要はない
ビジネスやそれ以外の分野にも言えることですが、セミナーや講座に参加したら、そこで教わったことを全て理解しようとする人がいます。
こういった人は、学んだことを使って実際のビジネスに役立てることよりも、知識や情報を手に入れることが目的になっている場合があります。
ですが、たとえ全てを理解できたとしても、それに費やした労力や時間はほとんど無駄になります。
◎知識や情報は使ってこそ意味がある
というのも、今の自分にとって必要な知識や情報は、セミナーや講座などで学ぶ内容のうちの一握りにすぎないからです。
当たり前ですが、知識や情報は、それを知っているだけでは意味がなくて、実際に使って初めて意味がありますよね。
なので、理解する必要がある部分と、理解しなくても問題のない部分をきちんと峻別しておきましょう。
初めて知ったことを何でもかんでも理解しようとしても、今使わない知識や情報って中々頭に入ってこないので、中途半端な学びになりがちです。
◎必要な時に必要なことを学ぶ
私自身、昔から学ぶことが好きで、今でも色々なことを学んでいますが、その時の自分にとって必要でない知識や情報を知っても結局は身につかないので、今は必要ないと思ったものは切り捨てています。
「もしかしたらいつか役に立つかもしれない」と思って、今は必要なくてもちゃんと学んでおきたいという人がいますが、それはこれから必要になったその時に学べば良いだけです。
必要な時に学ぶのが、1番身につきます。
逆に言えば、必要でない時に学んでも大して身につかないですし、その時間や労力が勿体ないです。
なので、知識や情報を最も効率よく身につけたいなら、必要になった時に初めて学ぶようにしましょう。
◎達成したい目的は?
とはいえ、知識を増やすことが目的だとか、学んで新しいことを知りたいだけとかなら別に問題ないのですが。
そうではなく、得た知識や情報から、何かしらビジネスなどで使いたいのであれば、そこから逆算して必要な部分だけを得ていくことが大事です。
このブログを読んでいる方の多くは、知識それ自体が目的ではなく、得た知識や情報をビジネスなどで役立てたいと考えていると思います。
なので、そういった方ほど、学びという手段が目的になっていないか?を考えるようにしましょう。
そして、達成したい目的のために必要なことを学ぶこと、これが最も、効率的に結果が出る近道です。
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