欠点を直すのではなく、長所を活かす

こんにちは。
井上可菜美です。

「欠点があることは悪いことだから、欠点を直したい」

そんな風に考える人がほとんどですよね。

ですが、欠点は本当に直さなければならないものなのでしょうか?

◎欠点は本当に欠点なのか?

ご自身で、「自分のこういう所が欠点だ」と思っていることは、もしかしたらこれまでに他人から否定的に言われたことだったり、あるいは他人に言われなくても、他人と比べて劣っている部分を見て、そこを欠点と認識しているのかもしれませんね。

でも、誰かが欠点と思っていることが、他の全ての人もそれが欠点だと思うか?というと、そんなことはないですよね。

例えば、物事をすぐに決断しない人に対して、「優柔不断」とネガティブに感じる人もいれば、「慎重、熟考して決断する」とポジティブに感じる人もいます。

ということは、ある人にとっては欠点でも、別の人にとっては長所になり得るわけです。

あるいは、自分の置かれている環境によって、欠点となるか長所となるかが変わることだってあります。

◎欠点克服は人並みになる努力

なので闇雲に、欠点だと思っている部分を直そうとする必要ってないんですよね。

それよりも、それが自分の個性だということを認識して、それが欠点ではなく長所として活かせる環境に行くとか、たとえ活かさなくても、それを欠点として捉えない環境に行った方が、ありのままの自分を評価してもらるのではないでしょうか。

欠点を直す努力をしたところで、せいぜい人並みまで改善できる程度、そこからずば抜けることはできません。

自分が元々苦手なことを直すのは、多大なエネルギーを費やさなければいけませんし、たとえ直ったとしても、それが元々得意な人には叶わないわけです。

そうやって、苦手なことを克服する努力をして、人並みにできることを増やすことで、より凡人に近づきますが、そこから大きな結果を出すことは難しいです。

◎成功したいなら?

もし、人生で成功したいと考えているのであれば、欠点ではなく長所にフォーカスして、そこを伸ばしていくべきです。

なぜなら、長所というのは、自分が無意識でやっていることだったり、簡単にできてしまうことである場合が多いので、努力して伸ばせば、他人には中々できないようなことを成せる程のレベルになることも可能だからです。

それってすごく素晴らしいことですよね。

自分の長所を最大限に活かして能力を発揮できる環境は、人生を充実した豊かなものにしてくれます。

◎長所に目を向ける

「欠点を直さなければいけない」

そう考えて、1つの欠点を直しても、また別の欠点が気になってくるのものです。

そうなると、全ての欠点を克服することなんて到底無理な話で、死ぬまで欠点を直そうとし続ける人生になってしまいます。

こういった生き方は、自分で自分を苦しめています。

そうではなく、自分の長所にフォーカスして、そこを伸ばしていく努力をすることが、人生を楽しみながら上手くいくやり方なのです。

 

 

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